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蔚山市、創造経済推進戦略を策定…地域経済の体質改善に注力
作成日
2015.03.30
ヒット
310

蔚山市は18日、外部のいかなる危機状況にも打ち勝つことができるよう、地域経済の体質を改善する内容の「創造経済の推進戦略」を確定・発表した。

推進戦略は、従来の主力産業の高度化を通じた競争力の強化、新成長エンジン育成を通じた産業の多様化、創造経済関連インフラの構築などで構成されている。

◇主力産業の競争力強化

蔚山市は、主力産業の競争力強化を目指して11の事業を実施する。

2019年完了を目標に3Dプリンティング応用エコカー部品R&Dを構築し、2018年完了を目標に高効率・車両軽量化部品・素材の開発に乗り出す。

2016年の完了を目指して、長距離走行電気自動車の中核部品の研究開発及びグリーンカー技術センターを構築する。

造船海洋機材産業の高付加価値化を後押しするため、造船海洋機材長寿命技術支援センターを設立し、2020年までICT融合Industry4.0事業を展開する。

船舶の寿命及び輸出競争力の重要要素である塗装表面処理分野の国際競争力を確保するため、造船海洋塗装表面処理センターを2016年に建設する。

2017年まで国家公認バイオ化学認証センターを設立し、化学工程用触媒の研究開発など、次世代化学素材産業の育成に取り組む。

◇新成長エンジン支援インフラの構築

蔚山市は新成長エンジン産業として13の産業を選定し、関連インフラを構築する。

具体的には、オイルハブ金融産業、二次電池産業、水素燃料電池産業、原発解体産業、漫画・アニメ産業、3Dプリンティング産業、バイオメディカル産業、先端炭素産業、サービス産業、先端センサー産業、バイオ化学産業、ナノ融合産業、展示コンベンション産業だ。

このような新成長エンジン産業を育成するためのインフラ事業としてオイルハブ金融産業を育成し、2017年を目処に蔚山テクノ一般産業団地に蔚山次世代電池総合支援センター(KIER蔚山分院)を設立する。

2018年までグリーンエネルギー素材技術開発センターを構築し、2019年まで水素燃料電池スマートグリッド産業団地を構築する。

エコ電池融合実証化団地を2018年まで、原発解体技術総合研究センターを2019年まで完成させるため、行政側と協力体制を維持する。

地域内の創作スペースなどを支援して漫画・アニメ産業を育成し、上半期中に蔚山創造経済革新センターを開所する。

蔚山がゲノム基盤バイオ産業のハブとして国家経済の一助になるよう、国家ゲノム研究センターを設立し、今年バイオ化学実用センターを構築する。

先端炭素産業クラスターの構築に向け、今年炭素産業育成戦略を策定し、4月中に低次元炭素革新素材研究センターをオープンして、「夢の新素材」といわれるグラフェンの量産体制を構築する。

サービス産業の育成を通じた地元産業多様化の基盤づくりのため、今年2030サービス産業発展計画を策定することにした。

◇蔚山産業技術博物館を2020年にオープン

蔚山市は2020年を目処に、韓国の産業成長の歴史を確認でき、未来産業を準備する土台となる蔚山産業技術博物館を設立する。

今年蔚山グリーンエネルギー産業育成マストプランを策定し、グリーンエネルギー技術戦略事業発掘の基盤を整える他、2017年まで蔚山研究開発特区の指定を獲得する。

2016年韓国電子通信研究院(ETRI)蔚山研究センターを、中区牛亭革新都市・融複合先端科学技術センター内にオープンし、ICT融複合を通じた主力産業高度化の基盤を整える。

企業のビジネスと福祉を支援するハブ機関として蔚山総合ビジネスセンターを設立し、2016年の開所を目指して韓国電子通信院蔚山研究センターの建設に着手する。

この他、グローバル経済ハブ都市の基盤構築と外国人投資活性化に向けた外国人定住環境改善のため、蔚山外国人学校が2018年に開校する予定だ。


原文記事
出所:ニューシース(2015.03.18)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。