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ヒョースン先端素材、全州炭素繊維工場が3回目の増設 469億ウォン投資
作成日
2022.03.04
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378


 


(ソウル=聯合ニュース)キム・チョルソン記者=ヒョースン先端素材は、全羅北道・全州工場の炭素繊維生産ライン増設のため469億ウォンを投資するを2日公示した。

一昨年と昨年に続く3回目の増設で、来年4月まで生産能力を従来の6千500トンから9千000トンに拡大する計画だ。

今回の増設投資は、水素自動車の燃料タンクや圧縮天然ガス(CNG)高圧容器、太陽光用断熱材など、環境に配慮した製品の需要増加に対応するために行われたと会社側は説明した。

水素社会の実現によって、水素貯蔵・運搬に必要な高圧容器の需要が増え、各国の再生可能エネルギー支援政策の影響で太陽光発電などに活用される炭素繊維の需要も増加傾向にある。

ヒョースン先端素材は、2011年から独自技術を基に韓国で初めて高強度重弾性炭素繊維である「タンソム(TANSOME®)」を開発し、2013年から全州工場で生産している。

炭素繊維は鉄より重さは4分の1程度軽いが、強度は10倍以上高く、自動車や風力、航空宇宙、スポーツレジャー、建築用補強材などで鉄の代替素材として活用される。

ヒョースン先端素材は、2028年まで総額1兆ウォンを投資し、全州工場の炭素繊維生産能力を年産2万4千トンまで拡大し、世界シェア10%を占め、炭素繊維分野で世界3位を目指すという計画だ。

kcs@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2022.3.2)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。