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セマングム リチウム生産で第4次産業革命の前進基地へ
作成日
2017.12.29
ヒット
340

聨合ニュースによると、


セマングム開発庁は先月10日、(株)リチウムコリアと電気自動車バッテリー用の「リチウム国産化製造施設の建立」に関する了解覚書(MOU)を締結したと21日明らかにした。

リチウムコリアは、セマングム産業団地2工区に3450億ウォンを投資し、年間3万トン級の電気自動車バッテリーに使われるリチウム製造施設を建設する予定だ。

製造施設は来年4月に着工して2020年までに完成させ、稼動を本格化する。この施設の年間生産量は世界の電気自動車の4分の1に当たる50万台に供給できる規模だ。

第4次産業革命時代の「白い石油」と呼ばれるリチウムは二次電池のコア素材。二次電池は電気車バッテリーに加え、スマートフォン、ドローン、先端ロボットなどの製造に不可欠であるため世界中で需要が急増している。

同庁の関係者は「リチウムを全量輸入していた韓国企業は、今まで供給不足と価格高騰の二重苦を経験してきた。セマングムのリチウム製造施設が完成されれば、年間3千億ウォン以上の輸入代替効果とともに二次電池と電気自動車産業の国際競争力強化にも大きく貢献すると見込まれる」と話した。

現在、セマングム産業団地にはドレイ先端素材、OCISEなどの企業が入居して工場を稼動しており、地域経済に活気を吹き込んでいる。一方、同庁は産業団地の入居企業に行政支援と投資インセンティブを提供し、安定した定着をサポートしている。

この6月にはセマングム産業団地開発計画を変更し、産業団地内の誘致業種を「情報通信技術(ICT)融合複合、1・2・3次産業融合複合、文化・観光・医療融合複合産業」に拡大した。

また、リチウムコリアとのMOUを受けてセマングムを第4次産業革命の前進基地に育成する計画にも拍車がかかると期待される。

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2017.12.21)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。